【相続・遺言 第8回】よくある相続トラブル⑦ ~相続放棄で起こる問題~
「借金があるから相続放棄すれば安心」
実は、それほど単純ではありません。
ケース1:期限を過ぎてしまう
相続放棄は、原則3か月以内に手続きが必要です。
この期限を過ぎると、放棄できない可能性があります。
ケース2:一部だけ放棄できない
・財産はもらいたい
・借金だけ放棄したい
これは認められていません。
「すべて承継するか、すべて放棄するか」です。
ケース3:他の相続人に影響
一人が相続放棄すると、
他の相続人の負担割合が変わります。
思わぬトラブルにつながることがあります。
トラブル回避のポイント
・早めに財産調査を行う
・専門家に相談する
・相続人全体で状況を共有する
まとめ
相続放棄は有効な手段ですが、判断と手続きのタイミングが極めて重要です。
次回は、「相続手続きのミスによるトラブル」について解説します。
