【相続・遺言 第32回】生命保険を使った相続対策について
相続対策の中でも、非常に使いやすく効果が見えやすいのが生命保険の活用です。
死亡保険金には、次の非課税枠があります。
→500万円 × 法定相続人の数
事例
【前提】
・相続人:配偶者+子2人(計3人)
→非課税枠
500万円 × 3人 = 1,500万円
つまり
1,500万円までは相続税がかかりません
現金との決定的な違い
→現金の場合、預金1,500万円はそのまま課税対象
生命保険の場合、死亡保険金1,500万円は非課税(0円)
生命保険が有効な理由
① 確実に非課税枠が使える
小規模宅地のように、同居要件や事業継続などは不要
② 現金化されて入ってくる
不動産と違いすぐに現金が入る
そのため、納税資金や遺産分割に有効
③ 分けやすい
保険金は受取人ごとに直接渡る
注意点
非課税になるのは
・契約者:被相続人
・被保険者:被相続人
・受取人:相続人
が基本です。
相続人以外は対象外で、非課税枠は使えません。
保険金も遺留分の対象となり、トラブルになる可能性も考えられます。
まとめ
生命保険の強みは
・500万円×人数の非課税
・現金で受け取れる
・分けやすい
→①節税+②納税+③分割のすべてに有効
