【相続・遺言 第51回】あなたは大丈夫?相続・税務調査リスクチェックリスト

相続や税務調査のリスクは、
気づかないうちに積み上がっていることがほとんどです。

まずは、ご自身の状況をチェックしてみてください。

■ チェック① 預金・現金まわり
□ 家族名義の口座にお金を移している
□ 通帳や印鑑を本人以外が管理している
□ 過去に大きな現金引き出しがある
□ 使途を説明できないお金がある
□ タンス預金がある(正確な金額を把握していない)

 1つでも当てはまると
「名義預金・申告漏れ」のリスクあり

■ チェック② 生前贈与
□ 毎年同じ金額・同じ時期に贈与している
□ 贈与契約書を作っていない
□ 振込ではなく現金で渡している
□ 受け取った側が自由に使っていない
□ 「とりあえず節税のため」に贈与している

 2つ以上の該当で
「贈与否認」の可能性あり

■ チェック③ 不動産
□ 不動産の評価額を正確に把握していない
□ 小規模宅地等の特例を理解していない
□ 共有名義にする予定(または既に共有)
□ 空き家を放置している
□ 売却時の税金を確認していない

 該当がある場合
「評価ミス・特例ミス」のリスクあり

■ チェック④ 相続全体の準備
□ 財産の一覧を作っていない
□ 家族が財産内容を知らない
□ 遺言書がない(または内容が曖昧)
□ 相続後の分け方を決めていない
□ 専門家に相談したことがない

 該当が多いほど
「トラブル+税務調査リスク」が高い

■ チェック⑤ 税務調査対応力
□ お金の流れを説明できる自信がない
□ 過去の通帳が整理されていない
□ 贈与の証拠が残っていない
□ 「たぶん大丈夫」と思っている
□ 家族間で認識がバラバラ

 1つでも該当で
「調査時に不利になる可能性あり」

■ 判定(目安)

✔ チェック0~2個
 比較的リスクは低い状態(ただし油断は禁物)

✔ チェック3~6個
 注意ゾーン(早めの見直し推奨)

✔ チェック7個以上
 要対策ゾーン
 専門家への相談を強く推奨

重要なのは:

 「問題があるか」ではなく
 「説明できる状態かどうか」 
です

■ よくある勘違い
・「うちは財産が少ないから大丈夫」
・「家族だから問題ない」
・「今まで大丈夫だった」
 これらは、税務調査では通用しません

■ 行政書士に相談するメリット
・財産の整理
・リスクの見える化
・書類の整備
・専門家(税理士等)との連携
→ 調査に強い状態を作ることができます

■ 最後に
このチェックで、
「少し不安かも」と感じた方は、それが最も重要なサインです。
早めに整理しておけば、ほとんどのリスクは回避できます。