【第4回】制度改正は私たちの暮らしにどう影響するのか?
― 任意後見・専門職後見との関係 ―
この改正は、実際の暮らしや実務にどのような影響を与えるのでしょうか。
まず考えられるのは、
成年後見制度を利用することへの心理的ハードルが下がる
という点です。
「全部できなくなる制度」ではなく、
「必要なところだけ支援を受ける制度」になれば、
早い段階での利用も検討しやすくなります。
また、任意後見制度との関係も重要です。
元気なうちに
・誰に
・どこまで任せるのか
を決めておく任意後見は、
今回の改正の方向性とマッチした制度と言えると思います。
今後は、
・任意後見
・補助
・家族信託や他の支援制度
をどう組み合わせるかが、より重要になってくるでしょう。
行政書士をはじめとする専門職には、
「制度を当てはめる」だけでなく、
本人の思いや将来像を一緒に考える役割が、
これまで以上に求められると自覚しています。
成年後見制度の改正は、まだ検討段階です。
しかし、その方向性を知っておくことは、
将来の備えとして、そして支援者として、
非常に大きな意味をもつと考えています。
成年後見制度の見直しは、
「困ってから考える制度」から
「将来に備える制度」へ
変わろうとしている流れとも言えます。
任意後見や他の制度も含め、
早めに情報を知り、選択肢をもっておくことが、
ご本人にとっても、ご家族にとっても大きな安心につながります。
当事務所では、
成年後見・任意後見を中心に、将来を見据えた法的サポートを行っています。
「何から考えればいいか分からない」という段階でも構いません。
どうぞお気軽にご相談ください。
