「通常の成年後見(個人後見)」と「法人後見」の違いについて

① 通常の成年後見(個人後見)とは一人の人(個人)が後見人になる制度です。

 後見人になる人
 ・親族(子・兄弟など)
 ・弁護士・司法書士
 ・行政書士などの専門職個人

 特徴
 ・後見人が1人なので、判断や対応が早い
 ・本人との距離が近く、きめ細かな支援がしやすい

 向いているケース
 ・財産や手続きが比較的シンプル
 ・信頼できる親族や専門職がいる

② 法人後見とは法人(団体)が後見人になる制度です。

 公益社団法人成年後見支援センター「ヒルフェ」のような法人が、組織として後見業務を行います。 

 後見人になるのは
 ・法人(担当者が変わっても、後見人は「法人」)

 特徴
 ・担当者が変わっても支援が継続される
  → 長期間でも安定
 ・複数人・組織で対応
  → チェック体制があり、不正やミスが起こりにくい

 向いているケース
 ・知的障害・精神障害などで長期にわたる支援が必要
 ・後見人の「途中交代リスク」を避けたい場合