短期商用ビザについて

短期間、日本でビジネス目的の活動をするために外国人が取得するビザです。
滞在期間は通常15日、30日、または最大90日で、原則として「報酬を受け取る活動」はできません。

＜どんな人が使うビザ？＞

例えば、次のような外国人が日本に来るときに使います。

〇取引先と会って話し合う(商談)

〇取引先と契約を締結する(契約)

〇日本市場の下見、現地視察など(調査)

〇本国の社員が日本企業で短期間の無報酬の研修を受ける(研修)

〇国際会議や学会への出席(会議)

〇商品展示・説明(展示会)

＜注意点＞

• 働くこと（報酬を得る労働）はできません。
  　たとえば、店で接客をしたり、給料をもらって作業したりすることはできません。
• 滞在期間が過ぎたら、延長は原則できません。
• 「商用」とはいえ、観光も一部含めて認められる場合もあります（ただし主目的はビジネスでなければならない）。

＜申請に必要なもの（主なもの）＞

• ビザ申請書
• 旅券（パスポート）
• 写真
• 招聘理由書（日本側が招く理由を書く）
• スケジュール表（滞在中の予定）
• 身元保証書（通常は日本側が作成）
• 日本側会社の情報（登記事項証明書やパンフレットなど）

※ 国や地域、本人の経歴により必要書類は異なります。

＜ビザが不要な国もある？＞

日本とビザ免除協定を結んでいる国（アメリカ、韓国、シンガポールなど）の人は、商用目的で90日以内の滞在ならビザなしで入国できる場合があります。