エンディングノートには何を書くのですか?また、遺言書と何が違うのですか?

エンディングノートは、自分の希望や思いを家族に伝えるためのノートです。たとえば、財産の一覧、介護や延命治療の希望、葬儀の方法、親しい人の連絡先などを記します。自由に書けて法的効力はありませんが、家族が困らないようにするための大切な道具です。

一方、遺言書は、誰に財産を相続させるかなどを法的に定める文書で、法律に定められた形式に従って作成する必要があります。遺言書があると、相続手続きがスムーズになり、争いも防ぎやすくなります。

エンディングノートと遺言書は、目的も法的効力も違いますが、両方を準備するとより安心です。