通帳や印鑑の保管場所について、どんなことに気を付けると残された人は困らないのですか?
通帳や印鑑は、財産を動かすのに必要不可欠なものです。亡くなった後に相続人がすぐ見つけられないと、手続きに時間がかかり、銀行口座の凍結が長引くこともあります。
そのため、通帳や印鑑の保管場所を一か所にまとめておき、家族に伝えておくことが大切です。紙にメモしておく、またはエンディングノートに記入する方法もあります。保管場所は「自宅の金庫」や「信頼できる家族に預ける」など、安全かつ家族がわかるようにしておくことが大切です。 ただし、印鑑や通帳を渡すと、悪用のリスクもあるため、「誰に」「何を」「いつまで」預けるのかをよく考えてください。

