在留資格「研究」について説明します。
在留資格「研究」は、外国人が日本の公私にわたる機関(大学、研究所、企業など)との契約に基づいて、専門的な研究活動を行うための資格です。
1. どのような活動ができるか
この資格の目的は、日本における専門的な知識の探求、技術開発、または特定のテーマに関する調査・分析です。
- 活動場所: 大学などの教育機関だけでなく、企業の研究所や民間のシンクタンクなど、幅広い機関が対象となります。
- 活動内容: 契約に基づいて行う、特定の専門分野に関する純粋な研究、調査、または技術開発が中心となります。ここでいう「研究」は、大学などでの教育活動(授業や学生指導)を主な目的とする「教授」とは区別されます。
2. 取得するための主な条件
「研究」の資格を取得するためには、受け入れ機関との雇用契約が前提となるほか、以下のいずれかの要件を満たす必要があります。
- 高い学歴: 関連分野で大学を卒業している、またはそれと同等以上の学力があること。
- 実務経験: 関連分野での研究実務経験が3年以上あること。
つまり、単なる助手ではなく、自分で専門的なテーマに取り組めるだけの知識や 経験が求められます。
3. 「教授」との違い
「教授」と「研究」は、どちらも大学などで活動できますが、その主たる目的が異なります。
- 教授: 教育と学生への指導が主たる活動。
- 研究: 研究活動そのものが主たる活動。
ただし、「研究」の資格を持つ人が教育活動を行う場合、その活動が報酬を伴わない付随的なものであれば可能です。
